寺子屋は、足を洗いたいというやくざの
身元引き受け人をも買って出るほどの、
並はずれて大きな心を持っていらっしゃる
淳子先生を中心にした、学びとボランティア
をしている人たちの集まりだそうです。
メンバーにはいろんな方がいらっしゃいます。
(ちなみに、現在サクラのスタッフとして、
修行(?)をしている女子が一人います。)
大学生が落語を聞かせてくれました。
最初、やり始めに台詞が飛んで・・・おっとっと・・・。
となったのですが、
「改めて別のものをやります。」
と言ってからがとても面白く、
『時そば』でしたが、そばの食べ方、だしのすすり方
がとてもリアルで、その度に客席から
「うまいね~。」という声や笑いがわき上がりました。
今まで、素人の落語をサクラでいくつか聞きましたが、
一番おもしろかったように思います。
笑い声が絶えませんでした。
サクラで歌もいろいろ聴きますが、
今日の歌は、心に響く歌でした。
淳子先生が作詞された歌もありましたが
想いが伝わってくるようでした。
涙を流しながら聴いている方もいらっしゃいました。
全員で河内おとこ節を歌い踊り、アンコールでは
やくざから足を洗い、今ではボランティアで
毎年神戸市から表彰されている人の事を歌にしたものを
聞かせて下さいました。
足腰がしっかりしていれば、客席は
スタンディングオベーションになるに違いないと思えるほど
クオリティーの高い寺子屋演芸でした。
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