童謡から歌謡曲、民謡とあらゆるジャンルの曲を
大正琴の伴奏で歌いました。
炭坑節を歌い始めると、
いつもは車イスで、足が痛い腰が痛い
と言っている方が、車イスから立ち上がり、
踊り出しました。
他の方もつられて踊り始めました。
いつもは立つことも難しいのに
なぜ踊れるのかご本人に尋ねました。
「踊っていた頃のことを頭に思い浮かべたら踊れる。」
ということでした。
頭に思い浮かべたら体がそのようになる
ということなので、皆さんには、
「40代の頃の自分を思い浮かべて下さい。」と言って
立ち上がっていただきました。
何と皆さんの背筋がしゃんと立ち、
本当に若々しく見えました。
昨日のことでした。
今日は、ギターを伴奏に歌を歌いました。
昨日、車イスの方が立って炭坑節を踊った
という話をしました。
3拍子の歌の時、ワルツを踊りたいという方が
いらっしゃいました。
その方も車イスで一人では歩けない方です。
若い時ダンスをしていたので、
踊りたいという気持ちはずっと持っていたそうです。
3拍子、4拍子合わせて3曲踊りました。
夢にまで出たというダンスが出来て大満足のようでした。
他にもダンスをしていたという人が何人かいらっしゃって
みなさんのダンス熱に火がついたようです。
脳が思い出せば、動かない体も動く
という証明が出来たようなレクリエーションの時間でした。
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