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進化し続ける利用者さんたち!

 

2016年

あけましておめでとうございます。

 

本年もよろしくお願い申し上げます。

 

 

1月に入って、利用者さんの進化には目覚ましいものがあります。

 

12月までは車イスから一人で立ち上がれなかった方が

一人で車イスから立ち上がり、膝の曲げ伸ばしをしたり、

腕ふりをすることができるようになっていました。

 

腕ふりは100回を3回に分けて行います。

今まで、いつも最後までたっていられなくて

途中ですわっていた方が、今日は最後まで

立って腕ふりをされました。

 

 

 

 

車いすの方で、バーにつかまって平らな5mを

足を上げずにやっと歩いていた方が、

脚を上げるための棒を

乗り越えて歩くようになっていました。

この方は、お風呂介助二人体制でしていたのですが、

今日はご自分で立たれたので一人でできました。

 

12月中ごろまで、運動は「しんどいからもうやめる。」

といつも途中までしかされなかった方が、

今では最後まで熱心にされるようになりました。

リハビリの先生から

「落ちるのはあっという間でよくなるのは米粒一つ一つぐらいなものです。寝たきりになったら奥さんはどうなるんですか?」と言われて、動こうと思ったそうです。

 

 

心が前向きになったという方もたくさんいらっしゃいます。

今まで足に自信がなくて、出かけるのが億劫だった人が、

娘さんに誘われて、明日出かけることにしたと楽しそうに話してくださいました。

 

「しんどい」「もうあかん」が口癖だった人が、

その言葉を辞めることにしたそうです。

癖で口から出た時は口をひねるそうです。

 

今年もさらなる進化をとげそうなサクラです。